腰の重だるさ 仙骨

こんな症状でお悩みではありませんか?

「腰が重くだるい」 「とくに朝に腰周辺の不調がある」

このような問題は比較的多くの方が感じることです。

朝に症状が悪化する場合、とくに考えられるのは血行不良です。

睡眠中は身体をあまり動かしませんので、血流が滞ってしまうことがよくあります。

血流が滞る原因は非常に多くありますが、今回ご紹介するケースは意外な原因で血行不良が悪化していた男性の事例です。

40代の男性の方です。

腰痛が以前からあり、とくに朝がひどいということでした。

この男性の場合、背骨などのゆがみもありましたが、気になったのは仙骨(せんこつ)です。

仙骨とは、骨盤の一部で、尾てい骨(尾骨)の上にある逆三角形の形をした骨です。

骨盤の調整をしてみると、この仙骨が冷たい感じがありました。

仙骨が冷えているということは、骨盤内の血液循環が非常に滞っていることが考えられます。

また、仙骨は背骨の一番下にあり、背骨の内部(脊柱管)にある硬膜(こうまく)という膜がくっついているとても重要なポイントです。

ですから、仙骨が上手く動かなくなると、背骨全体の運動が妨げられ血流が低下してしまいます。

私たちは身体を動かすような運動をしていないときでも、呼吸と脳脊髄液の循環のエネルギーによって全身、とくに頭蓋骨から背骨、仙骨が動いています。

その呼吸による運動をスムーズに行うための重要なパーツのひとつが仙骨ということです。

とくに睡眠中は身体をあまり動かしませんから、呼吸と脳脊髄液の循環による背骨の運動は血流を維持するのに不可欠なことです。

さて、この男性の場合、日常的に仙骨を温めていただくことによって朝に出る腰の問題はかなり改善しました。

  • 腹巻を通常よりも下の方で巻く。
  • カイロを仙骨の上に貼る。
  • 半身浴をする。

このような対策で仙骨の冷えを防止することで骨盤内から背骨全体の血行不良を防ぐことができるかもしれません。

とはいえ、血流が滞る原因は非常にたくさんありますので、もしかしたら?と思ったら専門家にご相談ください。