内臓の動きを悪くしているのが、線維性の組織が蓄積する「線維化」という現象です。 線維化は壊れた組織を修理するプロセスで起きる反応で、すべての臓器で起こりえるものです。

慢性的な炎症、繰り返される炎症があるところに線維化は起きやすい。子宮は定期的な月経による炎症、手術や出産による損傷がきっかけとなり線維芽細胞の増殖が発生し「線維化」するのです。

また女性ホルモンであるエストロゲンやオキシトシンの過剰分泌によって、子宮収縮が促され炎症、そして線維化が形成されていくこともあります。