4日間の研修が終わり、松本に帰ってきました。
研修中のホテルは、どうせ寝るだけなのでこだわっていません。

ただ古いホテルだと、空調設備も古くて困る事があります。

オフ・弱・強の3段階しかないところがたまにあるんです。これは
・オフだと暑い
・弱だとまだ暑い
・強だと寒い
とちょうどいいところがないのです。

一方、最近のエアコンは自動運転モードのあるものがほとんどです。

中には人感センサーで風の出具合を調節するハイスペックなものもありますね。

自動運転モードのおかげで、部屋が一定の温度を保てるようになっているので非常に快適です。

ところで、

カラダも自動運転モードがある

あなたの体温が一定なのは、なぜだと思いますか?冬でも夏でも変わらず一定の体温を保っているはずです。

いったいなぜ、あなたの体温は一定を保てるのでしょうか?それは・・・

身体にも自動運転モードが存在するからです。

外の温度を感知して体内を一定の温度に保つ機能があるのです。

このような自動運転モードは体温だけではありません。

あなたは普段からたくさんの自動運転モードに助けられています。

例えば、
・胃が働くのも自動、
・腸が働くのも自動、
・おしっこを作るのも自動、
・排卵も生理も自動、

これらはあなた自身の意志でコントロールしていませんよね?

全てが自動運転なのです。

そうそう、

こういうのを見て唾液が出るのも自動です。

このように、体が持っている自動運転モードを自律神経系と言います。

この自律神経系が乱れると様々な不調が現れます。

あなたの自律神経が乱れると・・・

自律神経によって自動運転しているものに、どのようなものがあったか覚えていますか?

先ほどは
胃が働くのも自動、
腸が働くのも自動、
おしっこを作るのも自動、
排卵も生理も自動、

と言いましたよね。

つまり、胃、腸、泌尿器、排卵、生理…

これらに『なんとなく不調』が現れるのです。

これを自律神経失調症と言います。

よくある勘違いですが、自律神経失調症は心の病気で不調になっているのではありません。

自動運転の誤差による不調です。

では、その自動運転の誤差を修正するにはどうしたらいいのでしょうか?

自律神経を整えるシンプルなヒント

シンプルで効果的な方法は、生活リズムを一定にする事です。

寝る時間、起きる時間、食べる時間、
これらをなるべく大きな誤差がないように一定にして毎日を過ごす事です。

と言うのも、自律神経は体内時計の影響を受けるという事が科学的に解っています。

ですからまず、体内時計をチューニングして下さい。つまり、

寝る時間、起きる時間、食べる時間、
これらをなるべく一定に保つ事です。